できれば保存せずにすぐに食べてほしい
メロンの生産者としては、完熟し食べごろを迎えたメロンは保存することなくできるだけ早く召し上がっていただきたいというのが正直な考えです。というのも、メロンの美味しさはあまり長持ちしないからです。
しかしながら、忙しかったり、人が集まった時に食べたかったりということで、なかなかメロンの食べごろに合わせられないという方も少なくないと思います。
そこで、少しでもメロン楽しんでいただければと思い、メロンの保存についていくつか情報をお届けしたいと思います。
ここでは、完熟し食べごろになったメロンについての情報をお届けします。追熟について詳しくは下のリンクをクリックしてご覧になってください。
保存する場合は
冷蔵庫保存の場合
完熟したメロンを冷蔵庫で保存する場合、それが全くカットしていないものであったとしても2、3日程度しか保存できないと考えた方が良いかと思います。完熟後のメロンは傷みも早く、できるだけ早くお召し上がりください。
カットしたメロンに関しては、種を取り除いて空気に触れないようにしっかりとラップで包んで冷蔵保管すると良いでしょう。こちらの場合はカットした翌日には食べた。
冷凍保存の場合
メロンを保存する場合は、冷蔵保存よりも冷凍保存をお勧めします。冷凍であれば1ヶ月程度は問題なく保存できます。
一口大にカットしてタッパーなどに入れて冷凍すると、凍りやすくなりますし、解凍もしやすくお勧めします。味は落ちますし、全解凍した時にべちゃっとした感じになってしまいますが、凍った状態であれば様々なデザートに活用していただくことができます。
熟しすぎたメロン
外見から傷みがわかれば悪くなっていることがわかりますが、なかなか外見から状態の判別がつきにくいメロン。ですが、熟しすぎを見分けるポイントとしていくつか上げることができます。
- 自重でお尻の部分が凹んでしまっているもの
- 苦味を感じたり舌がピリピリする
- 接着剤のような薬品臭がする
- 変色している
これらの点に気がついた場合は、外見に問題なさそうであっても口にしない方が良いでしょう。このような状態のメロンを無理して食べると食中毒を起こしてしまうこともあります。
もったいないと感じるかもしれませんが、上記のようなことを感じたら召し上がらないようにしてください。